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Tennis team "Dan-Gan" staff blog 今年で8年目を迎えたテニスチーム弾丸のスタッフのブログです。

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ライトニングボルト

1996年、アトランタオリンピックの男子200m決勝。

「M・J」ことマイケル・ジョンソンが叩き出した19秒32のワールドレコードは
「向こう100年は破られないだろう」と言われていた。
彼は言わずと知れた「陸上界伝説のスーパースター」だ。
あまりの「圧倒的な強さ」に誰もついていけず、
「テレビ画面に彼しか映っていない」レースもあっただろう。
ところが、まさかこの「不滅の記録」がたった12年で破られることになるとは夢にも思わなかった。
破ったのは昨年の北京オリンピック3冠ウサイン・ボルトだ。
彼の走りはほとんど「異次元」に近い。もしくは「漫画の世界」だ。
100m・200m・400mリレーでワールドレコードを塗り替えたのにもかかわらず、
「まだ本気じゃない」と思わせる余裕があった。
そして今年、現在開催中の世界陸上ベルリン大会でまたもやボルトは
「前人未踏の領域」に達することとなる。
自らがもつ100mのワールドレコード9秒69を上回る9秒58をマーク。
僕が後悔しているのはこの記録をLIVEで見ることができなかったことだ。
北京オリンピックと違ってだいぶ時差があるため、決勝が行われるのは深夜。
それも11時から5時までの放送でいつやるのかわからない。
レースはほんの10秒足らずでケリがつくのだから一睡もできない。

「やられた。」

もっと気合を入れておくべきだった。

僕がうたた寝をしている隙にレースが終了。テレビをつけたらその記録は生まれたあとだった。
というわけで今日行われた200m決勝は「絶対寝ない覚悟」で望んだ。
そして早朝4時。また「伝説」は誕生した。
スタートで「どっかの引き立て役」がフライングした。
これは全選手に影響を及ぼす。
なぜなら2回目にフライングをすると、1回目にフライングしたヤツ以外の選手であっても
失格になるからだ。つまり、みんなフライングにびびって若干スタートが遅れる。
でも今回はみんなきれいにスタートがきれた。
序盤早々にボルトがぶっちぎりで抜け出してきた。
これはもう「でるな。」と思った。
人類史上最速で駆け抜けた200mはわずか「19秒19」という信じられない記録で幕を終えた。

「世界新記録」

体が震え上がった。

そして思った。

「この記録を破れるのはもうウサイン・ボルトか亀仙人以外にない」と。
日記 | 投稿者 "Dan-Gan"staff 06:20 | コメント(0) | トラックバック(0)